映画鑑賞メモ

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ポール・ウォーカーの足跡: ワイルド・スピードシリーズ Vol. 7 - Fast and Furious 6

・もうこれは車の映画じゃない。

「 ワイルド・スピード EURO MISSION (Furiosu 6)」のインタビューでポール・ウォーカーはこのシリーズがもはやカー・アクション映画ではなくなっているとやや嘆いている。

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 2台の車で金庫を引っ張るシーンでもこんなの現実では起こりえないとジャスティン・リン監督にさんざんツッコミをいれていたそうだ。車マニアとしてどうしてもありえない動きにはツッコミを入れずにはいられないらしい。

 文句を言うたびにジャステイン・リン監督に「大丈夫!絶対面白いから!」と笑顔でなだめられ、監督のためにとシーンをこなすものの運転席でハンドルを握りる時間が恋しくてたまらなくなっていたらしい。

「このシリーズはもともと車と車のレースの映画としてスタートしている。そりゃ僕らみたいなのは少数派だってわかっているけれど、でも”車はどうした?”ってこれまでのファンは思うと思うんだ。ルーツを忘れちゃいけないと思う」と話し、「7作目でなんとか増やせないか相談してみようと思う」とも話していた。つまりこのインタビューの時点ですでに7作目「ワイルド・スピード SKY MISSION (Furious 7)」に出演することは決まっていた様子。

・やっぱりルーツを忘れちゃいけない

 7作目も戻ってくる理由をきかれ「ここにいるとなまけていられるからかな」と冗談めかして答えていた。「このシリーズのおかげで自分のペースで生きることを許してもらっているからね。自然に触れて自分を取り戻す時間がとれたり」と人気フランチャイズの一員でいることへのありがたみも話している。

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  とはいえ、シリーズが車から離れれば離れるほどにポール・ウォーカーの気持ちがシリーズから離れ気味になりつつあったのは否めないだろう。中でもジャスティン・リンが「 ワイルド・スピード EURO MISSION (Furiosu 6)」で終止符をうったとき、ポール・ウォーカーが一緒にシリーズを去りたいと思ったであろうことは疑いない。ブライアンはミアと子供と家庭を築くという新しいチャプターを歩みはじめた。これ以上の辞め時はないともいえるポイントだ。

・7作目にでる理由

 それでも7作目に出演を承諾したのはやはりヴィン・ディーゼルとの友情が理由としては大きかったかもしれない。

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 まだシリーズとして続けたいと思っていたヴィン・ディーゼルに新しいストーリーをスタートさせるのにもう一回協力してほしいと頼まれればポールの性格として断るとは思い難い。

 それに「ワイルド・スピード SKY MISSION (Furious 7)」ではブライアンは今回ドムを手伝うのを最後に今度こそミアと共に堅気に生きて行くという約束をして戦いに身を投じていく。あの事故がなくてもブライアンはこれで一線を退くという流れだったと思われるし、ヴィン・ディーゼルもシリーズから解放されたいというポール・ウォーカーの気持ちはわかっていたのだろうと思う。

 

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