映画鑑賞メモ

ネタバレを含んでいますのでご注意ください

ポール・ウォーカーの足跡: ワイルド・スピードシリーズ Vol. 4 - The Fast and The Furious: Tokyo Drift

  3作目にはヴィン・ディーゼルもポール・ウォーカーも出ていないが、ジャスティン・リン監督がファミリーに加わった重要な作品なので未見であれば是非。(ちなみに「ワイルド・スピード X3 :Tokyo Drift」のジャスティン・リン監督の思入れがいかにシリーズ存続の鍵となったかについては作品感想で書いています)

(・追記(2019年12月27日): ちなみにポール・ウォーカーが「ワイルド・スピード:Tokyo Drift」にでなかったのはシナリオがリライトされた結果高校生がメインの話となったため外された。ここでようやくニール・モリッツとの契約から解放されたようだ。

(追記 (2020年1月11日): ニール・モリッツとの契約は3作の映画をつくるというもので、「スカルズ/髑髏の誓い」と「ワイルド・スピード」シリーズ2作の出演をもって終了している)契約上要請があれば出演しなくてはならなかったが、ファンやインタビュアからヴィン・ディーゼルかタイリース・ギブソンか次はどちらと共演するのかという質問を受けすぎてかなり辟易していた模様。マネージャーのマット・ルーバーによるとカメオ出演をしなかったのは危篤の祖父につきそっていたからだそうだ)

 

 

 というわけでシリーズを離れたポール・ウォーカーの足跡を少し追ってみようと思う。

・映画をつくることを通して自分が何をしたいのか模索中?

 ポール・ウォーカーは「ワイルド・スピード X2 ( 2 Fast 2 Furious)」のプロモーションが終わると「タイムライン(Time Line)」の撮影に入り、さらに「ノエル/Noel」、「イン・トゥ・ザ・ブルー/Into The Bkue」などいろんなジャンルの映画に次々と挑戦している。

f:id:Miyelo:20191130150530j:plain

f:id:Miyelo:20191130150730j:plain

 自分が本当にやりたい映画づくりを模索しているような時期でもあったようで、小規模な映画にも関心を向けていく。中でも「ワイルド・バレット (Running Scared)で仕事をしたウェイン・クラマー監督との出会いはポール・ウォーカーにとっては大きかったようだ。

f:id:Miyelo:20191130151240j:plain

f:id:Miyelo:20191130151331j:plain

「彼は将来すごい作品を撮る監督になるってわかっているから今のうちに彼の作品に出演させてもらっておこうと思って」と冗談めかしながらもすっかり親交を深め、次回作の話など意欲的に進めていたらしい。

 そのうちプロデューサーもかねるようになったが、良作でもスタジオが望むような興行収入をあげることができなければ自分の名前だけで予算を獲得することは難しく、それを可能にしたければ自分の俳優としての商品価値を証明し続けなければいけないことを学んだと話している。

 4作目「ワイルド・スピード MAX (Fast & Furious)」の話が本格的に浮上してきたのはそんな頃だった。

・アスリートすぎるポール・ウォーカー

 とはいえアウトドア・スポーツ、サーフィンからモーターバイク、エクストリーム・スポーツへの入れ込みも相変わらずで、撮影が終われば次の撮影まで行方をくらますというノマドな生活スタイルも変わらなかったようだ。その期間は娘と一緒に過ごしつつ、アウトドア・スポーツを満喫していたようだ。

 さらに2004年からはブラジリアン柔術に本格的の取り組んでいる。マーシャルアーツには子供の頃からなじみのあったポールだが、UFC (アルティメット・ファイティング・チャンピオンシップ)をはじめてみた時「これならできる気がする!」と学ぶことにしたらしい。

 彼を指南したリチャード・ミラーがこの話を彼の家族に話したところ「ポールは喧嘩の時はいつも下のポジションを取ることが多かったから...」とみんなして納得していたとか。 

f:id:Miyelo:20191130151424j:plain

 とは言うものの当初「黒帯目指したいんだけど、31歳だともう遅すぎかな」と不安がってはいたらしい。何も心配することはないとリチャードが背中を押したそうだ。

 2004年からリチャード・ミラーが所属する道場に通うようになり、旅行先でも支部の場所をきいて熱心に鍛錬していたらしい。ワイルド・スピードシリーズの撮影が再開した頃のインタビューで紫帯を持っていると話していた。最終的に茶色帯まで昇格していたようだ。

 彼を指南していたリチャード・ミラーがポールの葬儀の時に黒帯をポールのお父さんに「手元においていただくか、棺の中に一緒にいれてあげてください」と手渡すと「息子にとってこれがどれほど大切なことかよくわかっています」と大切に家に持ち帰られたそうだ。

 

作品の感想はこちら

movie.timeywimey.work