映画鑑賞メモ

ネタバレを含んでいますのでご注意ください

いだてん 第37回 「最後の晩餐」

 治五郎先生が逝ってしまった。

  あの状況下で、東京オリンピックの招致を認めさせるなんてすごい。すごいけど切ない。切ないけど、どんどん悪化していく様子を見なくてすんでよかったとも思う。

 オリンピックに向けて練習している選手たちもほどなく戦地に赴くことのなるのだろう。 大勢の人が時代の空気がおかしいと感じながらもついにその流れを止めることはできなかった。”まさか”という思いがあったのだろう。そこまで悪い事態にはならないと信じたかったのだろうと思う。 気がつけばどんどん息苦しいことになっていている。不安が高まり、もっともらしい言葉にすがりつきたくなる。

 ”もっともらしい言葉”のややこしさは”正しい一面”も含んでいるからだ。でも、”もっともらしい”主張をきいたときこそ冷静に考えなければいけない。この声が大きくなったときもたらされるものは何なのか。それが本当に自分たちの望む解決方法なのか。

 わかっている。いうは易し。実践するのはとんでもなく難しい。