映画鑑賞メモ

ネタバレを含んでいますのでご注意ください

バリー・シール アメリカをはめた男 (American Made)

こんな冗談みたいなことが??通るの??まかり通っちゃうの??

 マジかいっ!!

 

  この感覚がどんどん加算されていくのだから凄まじい。

 バリー・シールという実在の人物の眼差しを通して痛烈な皮肉をぶちかましてくる。同時に冒険活劇としても痛快で、主人公がパイロットとしての腕と知識を駆使してピンチをすり抜けていく様が胸にスカッとくる。

 もちろんこの映画が提示してくる問題は大きい。こんな冗談みたいなことがまかり通っているんだ。こんな冗談みたいなことに生死を左右され、恐怖を煽られ、さんざん振り回されるてきているんだと、この映画を見たあとはちょっと世界をみる目が変わってくる。

 航空についてのトリビアも楽しい。主人公も物語もテンポよく駆け抜けていく。始まった時から明らかだった終幕にたどり着くとは言え、生き切ったという妙な爽快感にちょっとした元気と勇気をもらっている。もっと大胆で狡猾に、もっとふてぶてしく豪快に。日頃のストレスでガチガチに凝り固まっていた気持ちをいい具合にほぐしてくれたような気がする。

 

私の好み度: ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️/5

🍅: 86%

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