映画鑑賞メモ

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LIFE! /ライフ!(The Secret Life of Walter Mitty)

 買収され写真週刊誌「LIFE」はオンラインに完全移行することに。

 最終号の表紙は写真家ショーン・オコネルが最終刊の表紙に是非使って欲しいと送ってきた作品に決定していたが、その肝心のネガが送られてきあロールの中には存在しなかった。写真管理部のウォルター・ミッティはショーンに確認のため連絡を取ろうとするが居場所がわからない。

 

 極々普通の男であるウォルター。ドラマチックなことが起こるでもなく、地味に真面目にコツコツと働きながら生きてきた。少年の頃は色々な夢もあったが十代の時に父親が他界したため進学せず就職した。

 表紙となる”ネガ“の行方を追うことで、ウォルターは図らずも父親の死で実現することがかなわなかった大冒険をすることになる。

 冗談のような運の悪さが次々と重なって坂道を転がる雪玉のように事態が加速的に大袈裟なまでに大きくなっていくのは脚本家であるスティーブン・コンラッドの十八番中の十八番。今回もいい具合に情けなく、残念感満載のシチュエーションにどんどんと追い込んでいく。この人のテイストがやっぱり好きだなぁと。
 自分的には結構な離れ業をヒヤヒヤしながらも見事にやってのけてピンチを切り抜けたりしても、誰にも気がつかれないことがほとんどで、誰もが日々大なり小なり戦っていてズタボロになりながらも、またなんとか浮上して立ち向かう。そんなことの繰り返しだ。

 落ち込むことの方が多い人生にちょっぴり心が折れかけた時に観ると晴れ晴れとした気持ちと、たくさんの元気と勇気をもらえるそんな映画で、ラストの締めくくりは絶品。

 

Walter: To see the world, things dangerous to come to, to see behind walls, draw closer, to find each other, and to feel. That is the purpose of life.

Walter: When are you going to take it?
Sean: Sometimes I don't. If I like a moment, for me, personally, I don't like to have the distraction of the camera. I just want to stay in it.
Walter: Stay in it?
Sean: Yeah. Right there. Right here.“LIFE"

 私の好み度: ⭐️⭐️⭐️⭐️/5

🍅:51%

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