映画鑑賞メモ

ネタバレを含んでいますのでご注意ください

弾丸を噛め(Bite the Bullet) 

西部劇を見たいと思ったことは、これまでにほとんど無いのだけれど、読者登録させていただいているブログ”片手にドーナツ、心に花束”様の西部劇映画の紹介記事があまりにも面白くて、最近ちょっと興味が出てきているところだった。

弾丸を噛め (字幕版)

弾丸を噛め (字幕版)

 

  そんなところに「弾丸を噛め」の録画を見つけた。「弾丸を噛め?」って? 弾丸を噛むってこと? 弾丸噛んでどうするの??と、タイトルの意味を知りたくて視聴してみることにした。

 

 

 西部劇って色んなお話があるんだなぁと実感。

 

 「弾丸を噛め」はグレート・レースのはしりかと思えるようなレースで、700マイルを馬で走破するというレースが舞台となっている。

 主人公のクレイトンはこよなく動物を愛するカウボーイ。レースに参加する馬を汽車に届ける定刻がせまっているときでも、難儀している馬やお母さん馬に死なれてしまった子馬を見ると放っておけない心優しい筋金入りのの動物愛護者だ。

 だから無作法な若造が面白半分にロバを殴っているのをみつけようものなら、怒りに我を忘れて徹底的に若造を叩きのめす。そんなクレイトンさんが昔の戦友かつ親友も参加しているのを知り、愛馬と共になんとなくレースに参加することに。

 クレイトンさんは動物にも優しいけれど、困っている人にも優しく、歯痛で困っていたレース参加者のことも助けたりする。緊急に歯の治療必要ということで、歯の被せ物を薬莢を加工して手作りしてあげちゃったりする。”弾丸を噛め”ってこれかー!!!  

 まぁそのあとも人助けするネタにことかかなくて、もはやレース参加者というよりは救護スタッフと化しているクレイントンさん。

 レースで馬にむちゃをさせ、挙句に乗りつぶしてしまった若造に鬼の形相で襲いかかり、最初は「なんで怒んだよー!」とぶーたれていた若造も、「真のカウボーイとは動物を傷つけることはしないものよ」とレース参加のお姉さんに諭され、さらには優勝を目前にしながらゴールを前に愛馬の体調を気遣い、馬から降りて、馬の背から荷物も降ろし、鞍もはずして共によろよろ歩きながらゴールを目指していくその姿に、涙してしまうという。おれは2頭もの馬を死なせてしまったのに、あと少しで2000ドルが手に入るっていうのに、馬のことを優先するなんてなんて心優しい人なんだ。おれもあんな男になりたいぜ...と憑き物が落ちたように若造は改心する。あんなにムカつく若造だったのに、セカンド・チャンスって大事だな。

 他のレース参加者も、クレイトンの動物愛護精神に心をうたれ自分も馬からおりてゴールを一緒に歩いてめざしていく。

 優しさって大事だよね。 歯を治療してもらったレース参加者さんも弾丸で歯の被せものを手づくりしてくれたクレイトンさんの心遣いにうたれ「おれはいままで散々弾丸を見てきたが、こんな弾丸ははじめてだ。体にいい弾丸なんてな」と、大切に拳に握りしめたり。クレイトンさん、いい人だなぁ。

 そうそう。馬が白い汗をかくってこの映画ではじめて知りました。 お馬さんはいいですね。お馬さん、大好きです。

 

 ”Bite the Bullet”って”嫌なこと、難しいことをあえてやる”っていうような意味のあるイディオムだったんですねぇ...。それを文字通り噛ませてみたっていう...

 

私の好み度:⭐️⭐️⭐️/5

🍅: 71%

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