映画鑑賞メモ

ネタバレを含んでいますのでご注意ください

フル・モンティ (The Full Monty)

 舞台はイギリスのシェフィールド。鉄鋼業で町は大いに栄えたが、その25年後、不況の嵐に呑まれ鉄工所が閉鎖され失業者であふれていた。ガズとデイヴ、彼らの上司だったジェラルドも職安に通う毎日だ。ガズにはネイサンという小学生の息子がいるが、今は別居している妻と妻の恋人と暮らしている。このまま仕事が見つからず、養育費も払えないとなると、親権を奪われてしまうガズは、男性ストリッパーダンスのイベントが街の女性に大盛況だったことを知り、仲間を説得し一夜限りのストリップダンスショーで養育費を稼ごうと考える。

フル・モンティ (字幕版)

フル・モンティ (字幕版)

 

 

 

 ダメダメなんだけど憎めない。どこかズレてる彼らの真剣さ、必死さについつい笑ってしまう。決して嘲る気持ちからの笑いではない。ズレてるんだけど、あまりの必死さ、ひたむきさにこちらも気がつけば応援しており、そのタイミングで彼らがやらかすドジやズレ、哀愁などについつい笑ってしまう。というか泣き笑いしてしまう。

 とても楽しく、そしてとても人に対して優しい視点を感じる映画だ。彼らがすったもんだでフルモンティをやり遂げた後、こちらもささやかな達成感と大丈夫、なんとかなるさという楽観というパワーをもらって明るい気持ちになっている。

 皆それぞれに面白く愛らしいキャラなのだが、やはりガズの息子ネイサンがずば抜けている。どこまでもお父さんを見放さず、好きでいてくれるとてもいい子。仲間同士も、いろいろひどいが根本でお互いに優しい。

 疲れた時、クスッと笑って元気になりたいなという時にはもってこいの映画だと思う。

 

私の好み度:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️/5

🍅: 96%

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