映画鑑賞メモ

ネタバレを含んでいますのでご注意ください

ハイドリヒを撃て!「ナチの野獣」暗殺作戦 (Anthropoid)

戦争は絶対に嫌だと強烈に思わされた作品だった。

 

 

1942年5月27日に実行されたエンスラポイド作戦というイギリスとイギリスにいたチェコスロバキア亡命軍によるラインハルト・ハインドリヒ暗殺についての映画。史実ということだから尚更辛いし恐ろしい。そのような場面から逃れることのできない恐怖と絶望。終盤、たてこもった教会での激しすぎる銃撃戦。恐怖にとらわれ、もう嫌だと泣きながら応戦し、そして訓練通りにと教わった心を落ち着ける方法として震える手で弾込めをして最期に自害する。普通の暮らしがしたいだけなのにそれが叶わない。どんなに願っても叶わない。恐怖と死しかない日々が延々と続く。美化してはいけない。悲惨と絶望しかないことを忘れてはいけない。雨あられと降り注ぐ銃弾の中に身を置くことがどれほど恐ろしいことか。テレビ画面でも震撼としたのだから、大画面だとなおさらだっただろう。うまく言えないが劇的さは微塵もない。劇的さは一切排除されていて、ただ無情に死へと追い立てられていく。残酷な死へと容赦なく。ただただ本当に怖かった。本当に怖くて恐ろしかった。

 

私の好み度: ⭐️⭐️⭐️⭐️/5

🍅:

www.rottentomatoes.com